1st Ticket

Not for theatergoers

ART

「だれも知らない建築のはなし」/絶望的な前向き

「だれも知らない建築のはなし」@シアターイメージフォーラム <a href="http://ia-document.com/" data-mce-href="http://ia-document.com/">映画「だれも知らない建築のはなし: Inside Architecture -A Challenge to Japanese Society-」公式サイト(監督 石山友美)</a> やーこれは・・・ 絶望的におもしろかった! 思ったよりわかりやすく…

国立新美術館「隣の部屋」「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」

休日勤務が多い自分は平日OFFも多い。 月・火ではあいにくと休館日・休演日と重なってしまうことも多いけど、 水・木が空いたなら、行くべきはぜったいミュージアム系! 私は国立新美術館が大好きなんだ。 このトラスと、吹き抜けと、打ちっぱなしな! (↑建…

鈴木理策/すべてのアートはライブとして

<a href="http://www.cinra.net/interview/201508-suzukirisaku" data-mce-href="http://www.cinra.net/interview/201508-suzukirisaku">鈴木理策に学ぶ、安心できないくらい「美しい」写真を撮る方法</a>この人の感じ方は、なんかしっくりくる。 (「White」展示風景。上記URL記事より) 作品を見る(聞く、匂うでもなんでも)という行為は、けっきょくそれを通して、人間を見ている。 人間の知覚、…

「バケモノの子」と、「『バケモノの子』展」

渋谷で働いてるわけで、 「バケモノの子」を見てきました。 (ちゃんとTOHOシネマズ渋谷でね!) おもしろかったよーー! ていうかキャスティング!!キャスティングがナイスすぎてウケるレベル!!この声誰だっけ絶対聞いたことある誰だっけと思ってたら長…

tagiruka「標本は重力を持ち得るか」

tagirukaという画家さんがお気に入り。 20日まで吉祥寺のアートギャラリー絵具箱で個展やってますのでお近くの方はぜひ。 <a href="http://tagiruka.tumblr.com/" data-mce-href="http://tagiruka.tumblr.com/">tagiruka</a> 「空に巣掻く」 「旅殻」 「熟れた果実は地に落ちて」 色合いや、空間の延びの感じ、空気遠近のふわもやっとしたところが好…

菊池亜希子ムック「マッシュ」vol.2/秋よこい

今年ももう秋ですね… 5月なんですが、AWのアパレル展示会が立て続けに身近であったので、そんな錯覚に陥りがちです。 (おでかけ系インドア派な自分にはカゲのうすい夏休みよ。) ファッション誌はたまに衝動買いして、読んだらすぐに処分してしまうのです…

現代演劇ポスター展/今年のGWはヒカリエがオススメ

もう日付変わって今日からですけれども。5/1(金)~ 5/6(水)まで、ヒカリエホールで『現代演劇ポスター展』があります。 演劇ポスター2万点(!)を所蔵するポスターハリス・カンパニーのコレクションから、約300点(!)を展示。 こちらは、1日18…

造形美と機能美と、もう一つの美意識

キレイな情景を見ると、なぜ泣きたくなるのか。 でもとても美しいものであっても、時に全く心が動かないのも、なぜか? というような疑問が浮かんで何度か考えたことがある。美意識と感動の関係。 まず、美しさには「造形美」と「機能美」があると思っていた…

なぜ、演劇がほしくなるのか?

以前、ある劇団のtwitterで「なぜ演劇を観るのですか」とお客さんにアンケートしたことがある。色々集まったけど根本的には似ていて、大きく分けるとこの三つだった。 【1】ライブならではの臨場感ある演技・演出が観たいから【2】好きな俳優に近い距離で…

アートフェア東京/塚本智也が「描かずに」見せる、眩しい光

少し時間がたってしまいましたが、先月「アートフェア東京」に行きました。 トップページ | アートフェア東京 「アートフェア東京」は国内最大のアートの見本市。古美術、工芸、日本画、洋画、現代アートまで、国内外のギャラリーが様々な作品を展示し、購入…

HAGISO 「パフォーマンスカフェ」

以前から待ちかねていた、ワンコインでパフォーマンスが注文できるイベント! HAGISOは「居間theater」というアーティストが運営する古民家カフェ。アットホームな雰囲気で、私が上京して最初に住んでた千駄木というのもあり、とても落ち着くお気に入りスポ…

「ナショナルギャラリー 英国の至宝」 /アートの見方を提案する

だいぶ前に見たので今さら&うろ覚えですが…たいへん引っかかるポイントの多い映画で、その後もふと思い出すので書きとめておく。超々長文『ナショナルギャラリー 英国の至宝』 映画『ナショナルギャラリー 英国の至宝』オフィシャルサイト『みんなのアムス…

芸術のわかりにくさと娯楽のわかりやすさ

TVプロデューサー・たちばなやすひとさんのブログより↓“やはり芥川賞の作品というのは難解だ。ある意味で、テレビドラマ的な「次に何を期待すればいいかの誘導」がない。良し悪しなのだろうが、昔から、こういう純文学的な難解さと、テレビドラマ的なわかり…

直島・豊島・犬島の旅 /理解できずとも知覚している

ちょっと前、直島・豊島・犬島に行った。仕事(演劇)関係ない旅が久しぶりで、とても身体がスッキリした。直島と犬島は2回目だったけど、前回はどちらも9月で人が多めだったのに比べて、オフシーズンで寒くて曇っていた今回は、本当にさびしくて、“何も無…

「ALL APOLOGIES」

今日14時の回と19時の回がまだありますが、主宰者の意図を組んで全部ネタバレするね!笑『ALL APOLOGIES』→akumanoshirushi 通常料金6000円→スマホかデジカメ持参で4000円引き!→罵声割(イイ罵声とばした人TOP5)は1500円引き!→実質500円wという超くだら…

「みんなのアムステルダム美術館へ」

これは、アタリ!後悔させませんので行ってください。「みんなのアムステルダム国立美術館へ」まず美術館をぶっ壊すシーンから始まって、施工フェチの私テンションあがるあがる!“国立美術館リニューアルの裏側を追う”ってカタいかと思ったら、事故る事故る…

テアトル・ド・アナール「トーキョー・スラム・エンジェルス」

事件に触発されて芸術が生まれることはよくある。しかし逆に「芸術に追いつくように、事件が起きる」瞬間に立ち会うことは、そう無い。私はこれまでに二回経験した。一度めは、NODA・MAP『エッグ』。2012年9月に観劇。来年2月に再演されるので、あまり核心に…

イデビアン・クルー「図案」/齋藤茂男さんの照明を観ないうちに死なないで下さい

イデビアン・クルー『図案』 (↑公式サイトに舞台写真あり!) 最高でした。天才です。ダンスを語る言葉の足りない自分がもどかしい。これまで見たものと比べると、抽象的だしコミックな感じは抑えめ、その分フォーメーションの整った群舞が多くて(井手さん…

演劇制作者が勉強すること

若手の演劇制作者が「劇場を主体とした文化発信」とか「文化政策の現況」とかの大事を勉強する時間の、例えば半分を、WEBデザインとプロモーションの勉強の時間にあてれば、もうちょっと業界としての経済ポテンシャルはあげられるんじゃないだろうか。4年間…

葛河思潮社「背信」/ゲネプロが好きです

ゲネプロ見ます。本番を観るのも好きだけど、ゲネプロ(最終リハーサル)はもっと好き。というのも、私はお客さんの入っている本番だと、自分が関わってるか否かに関わらず、意識が2~3割くらい客席に向いてしまうのですね。演劇の制作というよりも、広告をか…

ナショナル・シアター・ライヴ2014 『リア王』

周りにイギリス演劇ファンが多いのだけど、本場の作品を見たことなかったので、これ行ってみた。ナショナル・シアター・ライヴ2014 『リア王』 「ナショナル・シアター・ライヴ2015」 OFFICIAL SITE それでも『リア王』なら、確か演出違いで4本めくらい…

観客のプライド

(超長文。最近感じてたことを整理) 人によって「インプット」に最適な形式は違う、というのは最近知った話です。字で読むより声で聞いたほうが理解が早い(文字<音声)、声で説明されるより図で見たほうが早い(音声<画像)というような。自分にとって一番わかり…

「アンディ・ウォーホル展」

Cool. 凄かった。まだの方、見ると良いと思います。事変の「ハンサム過ぎて」はウォーホルのオマージュだったのですね、知らなかった。everybody will be world famous for 15 minutes... 森美術館の展覧会「アンディ・ウォーホル展」 2014.2.1(sat)-5.6(tue)

「コーヒーをめぐる冒険」

思ったよりつまんないな、と思いながら見てて、見終わるまで思ってたけど、なんかちょっと泣いた。ベルリンでしか撮れない絵、人かもしれない、のに朝から晩、次の日の朝まで、私が見てきた東京と同じだ。 映画「コーヒーをめぐる冒険」オフィシャルサイト

文化庁メディア芸術祭

文化庁メディア芸術祭見てきました。 アニメーション部門が際立って良い。アナログ/デジタルのあらゆる技術の結集、総合芸術ですね。 「Airy me」が美しかった。「サカサマのパテマ」も時間が合えば上映に行きたいな。 一番印象的だったのは“武器”とある人と…

舞台の弱み「期待とのギャップが起きやすい」

2013年、ちょうど60本舞台を観た。(演劇+ミュージカル+ダンス+落語)あまり我慢しないで色々行ったし、面白い作品ばかり観た気がするし、ぜいたくな一年だったなぁ…と思って観劇リストを振り返ってみたところ。正直、イマイチだなぁと思ったものも結構あっ…