1st Ticket

Not for theatergoers

コロナのこと②

さて…
在宅ワーク移行から2週間がたち。
外出自粛が日常化してきたところで、これまでの状況などふりかえっておこうと思います。

 

◆1月下旬…
コロナ(主に中国流行について)ニュースが目に付くようになる。
一部の企業でテレワークが本格化し始める。
日頃より防災意識高めの同僚より、会社では何か対応するかね、と話題になり気を付け始める。
感染予防&エチケットのため、自分用に使い捨てマスクを購入。
また、運営しているイベントスペース(以下、勤務先)でアイドルサイン会などのイベントが中止し始める。
大阪出張。移動時にマスク着用していたが、私以外の同僚、上司、取引先はマスクなし。
会社の上層部に、予防意識を周知したほうがよいと知らせる。
またこの頃から手洗いうがいの重要性がPRされ始め、以後習慣化する。
勤務先でもマスク、アルコールの在庫を確保しようとするが、すでに品薄に。

 

◆2月上旬…
多くのイベントが感染予防策(アルコール消毒、マスク配布)を備えた上で開催しようとするが、
在宅移行方針が出た企業では社内会議なども中止となり、3月までのイベント中止が増える。
勤務先ではほぼ全てのスタッフがマスク着用、こまめな手洗いを行うようになる。
同僚より、香港ではトイレットペーパーショックが起きている、と話題になり、念のため購入。

 

◆2月下旬…
4月頃までのイベントがキャンセル、もしくは延期の検討を行い、勤務先では売上不安が大きくなる。
同業他社とも情報交換を行う。
東京都の主催イベント自粛、政府よりの自粛要請により、自粛気運が加速する。
また学校休校により、とくに子どものいるスタッフのテレワーク化が進む。
同僚の予言どおり、トイレットペーパーショックが起きる。
個人的には、チケットを取っていた演劇公演の多くが中止、払い戻しとなり、悲しむ。
1月時点では2月中で収束するだろうと思っていたが、4月中まで長引きそうだと感じる。
使い捨てマスクがなくなりそうなので、布マスクを作ろうとするが、材料が品薄。

 

◆3月上旬…
勤務先では、政府よりの自粛要請に該当する期間で中止としたイベントへの会場キャンセル料減免など、
特例を設けるなどしてイベント主催者に負担・リスクを負わせすぎないよう柔軟に対応する方針となる。
いっぽうで、イベント自粛するかは主催者判断にゆだねられ、感染予防策をとって開催するイベントもある。
当初のイベント自粛要請は3/15までであったが、その後3/19頃まで引き延ばされた。
個人的には、友人と集まることは控えつつ、感染予防策を備えられれば映画、演劇、登山には行った。
しかしいつ身近な場所でクラスターが発生するか…という不安が公私ともに増していく。

 

◆3月下旬…
東京都での感染者が急増。
3/24 オリンピック延期決定。
3/25 都知事より平日の在宅ワーク化、3/28・29の外出自粛要請。期限はいったん4/12。
このため、勤務先では3/27~4/12在宅ワークを開始。
また勤務先の4、5月のイベントは全て中止となった。
個人的にも3/29に予定していた友人との登山を断念。以降、できる限り自宅で過ごすことを決意。
布マスクをつくる。遠方に住む家族を気遣う。

 

◆4月上旬…
在宅ワークに心身をフィットさせていく。他部署の同僚や同業の友人を気遣う。
4/7 緊急事態宣言。在宅ワークも5/6まで確定。
会社の他部署では出勤せざるを得ない同僚が多くいるが、テレワーク加速のためMicrosoft Teamsを導入。
テレビ会議浸透のおかげで、大阪プロジェクトの打合せにも参加しやすくなる。
個人的にもZOOM飲み、Teams飲みを行ってみたりして慣れる。
従来のネット環境ではまかなえず、Wifiを短期レンタルする。ある意味交通に替わるインフラとなっている。
飲食店の休業要請が出て、近所の飲み屋さんは一斉にテイクアウトを開始。

 

 

というのが現在地。この2週間は、ただ家にいるしかない、もどかしさと無力感でいっぱいでした。
短くとも5月、もしかしたら今年中、もしかしたらもっと「感染拡大予防」を第一として生活する日々が続くかもしれません。
しかし、私が家の外でできることはやっぱりない。
今の自分ができることを、家の中でやるしかない。
こんな窮屈な生活の中でも、自信を持って、前向きに行動していきたい。