こまつ座「戯作者銘々伝」/井上ひさし×東憲司、第二弾ノゾム!
こまつ座「戯作者銘々伝」
6月14日まで。
これ、めちゃめちゃ面白かったよ!!
井上ひさしさんの小説原作で、劇団桟敷童子の東憲司さんが作・演出。
桟敷童子といえば、十中八九、滝のように水が降ってくるので
まさか新宿高島屋7階の劇場で水降っちゃう?やっちゃうの?wってわくわくしてましたが水は降りませんでした(笑) でもほかのキレイなものが降ってきます!
わたしそういえば時代劇と落語好きなんだなって思いだした。
江戸時代の戯作者(黄表紙の作家だから、今でいうマンガ家に近いだろうか)たちのワイワイドタバタなごやかなお話、は想像どおりだけど、思ってたよりも作品と客席との距離が近い。
役も役者も言葉も、今生きてるかんじだし、ずっとお客さんに何か話しかけてる。井上ひさしさんに話しかけられてる。
蔦谷重三郎役・西岡徳馬さんの口上があまりに滑らかでぐっと引き付けられ、
山東京伝役・北村有起哉さんは泣きっぱなしで「揺れ」の表現力が圧倒的。
紅一点の新妻聖子さん、色っぽいし面白いし声きれいだし器用すぎ。
なんかわかりやすくていいお芝居見たなーって思えて、よかった。