1st Ticket

Not for theatergoers

文化庁メディア芸術祭

文化庁メディア芸術祭見てきました。

アニメーション部門が際立って良い。アナログ/デジタルのあらゆる技術の結集、総合芸術ですね。

「Airy me」が美しかった。「サカサマのパテマ」も時間が合えば上映に行きたいな。

一番印象的だったのは“武器”とある人との関係を追体験する、リミニ・プロトコルの「Situation Rooms」。
彼らのドキュメンタリーは「観察」じゃなくて「体験した人が観客に語る」手法であり、映画でなく演劇。
するとカメラは監督ではなくて観客自身の視線になる。劇的なのに生々しさは増して、観客と出演者との壁がギリギリまで薄くなる。それをこのテーマに置くとこんなに恐ろしいのか、という感動。

最近、プロとは?スキルとは?技術とは?芸とは?その商品価値とは?みたいなことを考える機会が多く、様々な「プロの技」に触れられる良い機会になりました。みんな凄いよ!