1st Ticket

Not for theatergoers

2014-01-01から1年間の記事一覧

「ALL APOLOGIES」

今日14時の回と19時の回がまだありますが、主宰者の意図を組んで全部ネタバレするね!笑『ALL APOLOGIES』→akumanoshirushi 通常料金6000円→スマホかデジカメ持参で4000円引き!→罵声割(イイ罵声とばした人TOP5)は1500円引き!→実質500円wという超くだら…

「みんなのアムステルダム美術館へ」

これは、アタリ!後悔させませんので行ってください。「みんなのアムステルダム国立美術館へ」まず美術館をぶっ壊すシーンから始まって、施工フェチの私テンションあがるあがる!“国立美術館リニューアルの裏側を追う”ってカタいかと思ったら、事故る事故る…

テアトル・ド・アナール「トーキョー・スラム・エンジェルス」

事件に触発されて芸術が生まれることはよくある。しかし逆に「芸術に追いつくように、事件が起きる」瞬間に立ち会うことは、そう無い。私はこれまでに二回経験した。一度めは、NODA・MAP『エッグ』。2012年9月に観劇。来年2月に再演されるので、あまり核心に…

青山円形劇場

青山円形劇場は来年3月に閉館予定。まだ行ったことのない方、ぜひぜひ来て頂きたい…!私はお芝居が開演する瞬間がとても好きですが、円形劇場は「お客さんの顔が見えなくなるのが見える」という、なかなか不思議な体験ができるのでさらに好きです。あとなぜ…

イデビアン・クルー「図案」/齋藤茂男さんの照明を観ないうちに死なないで下さい

イデビアン・クルー『図案』 (↑公式サイトに舞台写真あり!) 最高でした。天才です。ダンスを語る言葉の足りない自分がもどかしい。これまで見たものと比べると、抽象的だしコミックな感じは抑えめ、その分フォーメーションの整った群舞が多くて(井手さん…

演劇制作者が勉強すること

若手の演劇制作者が「劇場を主体とした文化発信」とか「文化政策の現況」とかの大事を勉強する時間の、例えば半分を、WEBデザインとプロモーションの勉強の時間にあてれば、もうちょっと業界としての経済ポテンシャルはあげられるんじゃないだろうか。4年間…

最強の実写化キャスティングって

漫画アニメを実写化してドラマ・映画・舞台になるということが、もう毎クールどこかでやっていて、「実写化決定!」「キャスト決定!」のニュースに、イメージぴったりとか違うだろうとか一喜一憂するファン気運に食傷ぎみになってきた2014年秋・・・。 ふと…

葛河思潮社「背信」/ゲネプロが好きです

ゲネプロ見ます。本番を観るのも好きだけど、ゲネプロ(最終リハーサル)はもっと好き。というのも、私はお客さんの入っている本番だと、自分が関わってるか否かに関わらず、意識が2~3割くらい客席に向いてしまうのですね。演劇の制作というよりも、広告をか…

ナショナル・シアター・ライヴ2014 『リア王』

周りにイギリス演劇ファンが多いのだけど、本場の作品を見たことなかったので、これ行ってみた。ナショナル・シアター・ライヴ2014 『リア王』 「ナショナル・シアター・ライヴ2015」 OFFICIAL SITE それでも『リア王』なら、確か演出違いで4本めくらい…

観客のプライド

(超長文。最近感じてたことを整理) 人によって「インプット」に最適な形式は違う、というのは最近知った話です。字で読むより声で聞いたほうが理解が早い(文字<音声)、声で説明されるより図で見たほうが早い(音声<画像)というような。自分にとって一番わかり…

日生劇場

いるだけで目眩がする劇場。深海というか、洞窟の中か、崖っぷちに立ってるようでもある。イタリアのコロッセオをなぜか思い出す。どこも平行ではなくて不安定なのに、包容力がある。いっそ住むか、こういう墓になら入りたいなぁ。 ルヴォー演出『昔の日々』…

「アンディ・ウォーホル展」

Cool. 凄かった。まだの方、見ると良いと思います。事変の「ハンサム過ぎて」はウォーホルのオマージュだったのですね、知らなかった。everybody will be world famous for 15 minutes... 森美術館の展覧会「アンディ・ウォーホル展」 2014.2.1(sat)-5.6(tue)

「コーヒーをめぐる冒険」

思ったよりつまんないな、と思いながら見てて、見終わるまで思ってたけど、なんかちょっと泣いた。ベルリンでしか撮れない絵、人かもしれない、のに朝から晩、次の日の朝まで、私が見てきた東京と同じだ。 映画「コーヒーをめぐる冒険」オフィシャルサイト

パルコ・プロデュース「国民の映画」

パルコ・プロデュース「国民の映画」観てきました。 国民の映画『なんだか三谷さんぽくない』と思ったのは、さまざまなエピソードがパズルがはまるようにエンディングに向かって大団円、というウェルメイド感がなかったことと、主人公が心から客に好かれはし…

文化庁メディア芸術祭

文化庁メディア芸術祭見てきました。 アニメーション部門が際立って良い。アナログ/デジタルのあらゆる技術の結集、総合芸術ですね。 「Airy me」が美しかった。「サカサマのパテマ」も時間が合えば上映に行きたいな。 一番印象的だったのは“武器”とある人と…